先日のレッスンで、70代の生徒さんがタンゴを踊られているのを見ていて、ハッとさせられました。その方は半年前に入会されて、最初はワルツばかり練習されていたのですが、最近タンゴに挑戦されています。
「伊藤先生、タンゴって歩くだけでこんなに難しいんですね」と笑いながらおっしゃっていました。確かにタンゴの歩き方は独特で、ワルツのようなスイングとは全く違います。膝を曲げて、低い姿勢を保ちながら、床を這うように歩く。これが意外と難しいんですよね。
でも先週になって、その方の歩き方が急に変わったんです。力みが抜けて、スッと前に進む感じが出てきました。「何かコツがつかめた気がします」と嬉しそうに話されていて、こちらまで嬉しくなりました。
教室の鏡で自分の姿を確認しながら、何度も何度も練習される姿を見ていると、教える側としても励まされます。タンゴの魅力が伝わって本当に良かったです。
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